炭水化物中毒者のためのダイエット

このダイエットができるまで

12歳になる頃、既に90キロはありました。学校では、太っているからと他の生徒達にからかわ
れたり、いじめられたりしました。そんなことで友達は少なかったのです。クラスで何かのグル
ープ分けがあるときには、いつも私一人だけが、最後まで仲間を見つけられずに残ってしまうの
でした。
先生まで私をからかいました。ひどく痩せているジェーンというクラスメイトと私のことを指
して、「レイチエルとジエーンを足して二で割ったらちょうどいいわね」と。周りもそれを聞い
て大笑いしていたのです。
初めてダイエットの先生に診てもらつたのはH歳のときでした。毎週毎週、先生にダイエツト
の薬をもらい、で」の醜い状態から抜け出さないと!」と説教を受けなくてはならなかったので
す。両親はその先生に結構な受診料を払っていたようですが、当時私は、「先生は私の体重を減
らす方法なんて本当は分かつていないんじゃないかしら」と終始疑っていました。
やがて、その先生に会いに行くのを上めたのですが、そのせいで両親は、私には痩せようとい
う気がないのだ、と判断して、私の減量を諦めてしまったのです。
でも私は諦めませんでした。テレビや雑誌で紹介されているいろいろなダイエット法を片っ端
から試しました。でも、結果はいつも似たり寄ったり。 一週間、あるいは一ヶ月、時には数ヶ月
間効果が持続することもありましたが、最終的にはどれも失敗に終わったのです。
17歳になる頃には136キロは確実に超えていましたが、病院の体重計の日盛りが約135キ
ロまでしかなかったので、136キロをどのくらい超えていたのかは分かりませんでした。
体重が災いして、すっかり孤独になりました。精神的に辛いだけでなく、肉体的にも常に苦痛
があり、足や膝、腰が常に痛くて、ちょっと歩いただけで恐ろしいほどの動悸もしました。
それから15年間、様々なダイエツト法に挑戦しました。処方薬や市販薬を手当たり次第に
手に入れました。利尿剤も使いましたが、お手洗いに行く回数が増えて、体重は一時的に減った
だけで、すぐに元に戻ってしまいました。断食も効果なし。米国でよく知られているスティルマ
ン、アトキンス、ウエイト・ウォッチャーズ、プリティキンなどのダイエット・プログラムも効
果なしでした。
パターンはいつも一緒。最初は新しいダイエットをなんとしても成功させたくて頑張るけれど
も、すぐにズルをしたくなるのです。最初のうちは食欲を抑えようと頑張るのですが、やがて負
けてしまう。だんだん負ける回数が増えて、せっかく減った体重もすぐ元通り。一万通りどころか、
ダイエットを始めた時よりも増えていることもありました。
一時でも体重が減ったのなら、努力次第で効果は持続するはずだと思って、同じダイエットを
何度も繰り返したこともありました。でも、結局はダメでした。 一度に9キロ、18キロ、22
キロ位まで減ることもあったけれど、最終的に私の体重が90キロを下回ることは一度もありませんで
した。
20代後半のある日、過食症互助会のメンバーがテレビに出ているのを見ました。私は希望を感
じました。私と同じ苦しみを経験している人がいるんだ・・・彼等は互いに助け合って、ダイエ
ットに成功しているんだ、と。
当時、フイラデルフィアに住んでいたのですが、そこには過食症互助会の拠点がなかったので、
なんと私は自分で設立してしまいました。運営の仕方を学ぶために、ニューヨークヘ通い、そこ
の過食症互助会に参加しました。そこでの勉強がとても面白く、私は夢中になりました。
過食症互助会は、私の痩せたいという願望が形になったものです。ニューヨークで学んだこと
をフィラデルフィアでも実行し、フィラデルフィア過食症互助会グループは8000名の規模に
まで成長しました。フィラデルフィアでの活動を始めてから、私自身約40
キロの減量に成功しました。ところがその数ヶ月後、メンバー達はみんな最初の意気込みを失い、
せっかく痩せた分を元に戻してしまったのです。私も例外ではありませんでした。
次は液体のみの断食、その次は行動修正トレーニング、さらに胃を縫合して小さくする手術。
再度ウェイト・ウォッチャーズに挑戦し、催眠術も試みました。が、体重は相変わらず、減って
は増え、増えては減りました。
同じことの繰り返しで、これだ、と思ったものを続けてみても、減量できた分を維持すること
ができない状態が続きました。理想体重を一ヶ月、いゃ一分間でも達成できれば、と期待して新
しいダイエットに挑戦しても、毎回失敗に終わるのです。
36歳になった1981年に心理学の博士課程に進み、過食の原因を精神的な側面から知ろうと
しました。しかし、過食に心理的な要因など、一切無いということだったのです。
調べるうちにいろいろなことがわかりました。
まず、私のような肥満の人は、ダイエットしても効果が無い。たとえあるように思えても、そ
れは一時的なもので、長期的に見た場合の効果はほとんど無いのです。
そのうえ、過食の真の原因は分かっていない。治療する方法も確立されていない。私は見えな
い相手と一生懸命シャドーボクシングをしていたのです。
このことに気付いて、私は振り出しに戻ってしまいました。相変わらず理想体重からは程遠い
し、自らの精神的な欠陥のせいにすることもできない。思いつくダイエット法は全部試したけど
すべて失敗し、そうかと言って、新しい解決法を見出したわけでもなかったのです。
私にとって唯一の財産は、失敗の連続だったその20年間です。矛盾しているように思える
かもしれませんが、ダイエツトや食に関しては、自分の強さ弱さを知り尽くしているつもりでした。
ダイエット法を試して失敗する度に、自分の体が食品に対してどのように反応するか、より具体
的に知ることができました。例えば断食によるダイエットでは、長期間何も口にせずに過ごすこ
とができる事が分かりましたし、過食症互助会での経験から、少しだけ食べるよりも、炭水化物
を一切口にしないほうが楽なことも分かりました。行動修正テクニックを用いたダイエットでは、
特定の場所、時と場合によっても人が食欲を喚起することを知りました。
以上が、私が自ら経験したことです。
8年前、私はこれまでの経験から得た知識を具体化することに専念しました。そして自分に無
理難題を課すことなく、持てる力を存分に発揮できるプログラムを開発したのです。このプログ
ラムは見事に効果を発揮し、現在も続いています。
それが、今日の「炭水化物中毒者のためのダイエット(低炭水化物ダイエットとと呼ばれる
ものの原型なのです。
このおかげで私はおよそ68キロの減量に成功し、苦労を知らずに、我慢や空腹感なしに日標体
重を達成することができました。そして、この目標体重を達成してから現在までの7年間、この
体型を維持することができています。私は生まれて初めて、真の満足感を得られました。これは、
私が長く続けられると確信する唯一の食事法です。実際、私だけでなく、他の大勢のダイエット
を志す人達に支持され、見事な効果を発揮しています。
このダイエット法は、科学的根拠に基づいたものです。自分の強い動機があってこそ生み出す
ことのできた食事法ではありますが、皆さんにとっては強い意志が無くても、厳しい食事制限を
設けなくても実行できるものです。

 

にんにく卵黄の副作用についての参考サイト
http://arcade-renaissance.com/